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ホンダ「インスパイア」の年式は?モデルごとの特徴を解説!

ホンダ「インスパイア」の年式は?モデルごとの特徴を解説!

こんにちは!札幌ホンダ 南インター店です。

 

ホンダ「インスパイア」は、レジェンドとアコードの間に位置する上級セダンとして1989年に初代が誕生し、2007年に5代目が発売。

2012年に日本での発売は終了しましたが、V6エンジンによるパワフルな走りとワイド&ローのクールなシルエット、充実した室内空間や運転の快適さなど、高級感がありながら実用性も兼ね備えたクルマです。

 

今回はそんなホンダの人気車種「インスパイア」の年式について、初代モデルから最新モデルまでの、それぞれのスペックの違いや魅力を説明します。

 

 

ホンダ「インスパイア」はどんなクルマ?年式の変遷を簡単に

「インスパイア」という車名は、英語の「Inspiration(ひらめき)」の動詞形となる「Inspire」から来ており、「インスピレーションやひらめきを得る」や「奮い立たせる」などの意味で使われる言葉をもとに命名されました。

 

高級セダンの「レジェンド」と「アコード」の中間にあたる「アッパー・ミドルクラス」の車種として開発・製造され、1989年(平成元年)10月に発売を開始されました。

 

年式は初代から5代目までが日本で発売されており、初代・2代目はワイド&ローを基調としたシルエット、3代目以降は外観も丸みを帯びた親しみやすいボディに変化。5代目ではさらにサイズがアップし、シャープでスタイリッシュな外観に変化しました。

 

エンジンは初代~2代目は直列5気筒、3代目から新たに開発された「V型6気筒」が採用され、走行性能もさらに向上。

走行状況に応じて燃焼気筒数を切り換える「可変シリンダーシステム」により、使用気筒数を6気筒→4気筒→3気筒と変化させ、状況に応じて必要な排気量を効率的にコントロールできることで低燃費とパワフルさを両立させています。

 

2007年のフルモデルチェンジで5代目が登場しましたが、2012年の10月に日本での販売は終了。

23年の歴史に一旦幕を閉じました。

後継車は9代目「アコード」に統合されました。

 

ホンダ「インスパイア」の年式は5代目まである!各特徴や代表スペックをご紹介

初代から5代目までの「インスパイア」の、年式ごとの違いを詳しく紹介していきます!

 

ホンダ「インスパイア」初代1989年式モデルの特徴は?

初代「インスパイア」(CB5/CC2/3型 1989-1995年)は、1989年に5ナンバーモデルの「アコード インスパイア」(CB5)として登場。

 

ホンダの高級セダンクラスとして優雅さにこだわったプロポーションと、重厚感のある内装が装着されたことで注目を浴びました。

 

エンジンは「インスパイア」のために設計された2.0LのG20A型と2.5LのG25A型の縦置き5気筒エンジン。

高回転&高出力の特徴を備えており、組み合わされたトランスミッションは、4速ATの他に2.0Lのみに5速MT仕様が用意されました。

 

1992年には、ボディを拡大した3ナンバーモデルの「CC2型(2.5L)」、「CC3型(2.0L)」が新たに追加されました。

 

初代「インスパイア」基本モデルのスペック

初代「インスパイア」の基本モデル「CB5」のスペックを参考に紹介します。

 

AZ-i【CB5】

全長×全幅×全高(mm)4,690×1,695×1,355車両重量(kg)1,270-1,290ホイールベース(mm)2,805エンジン水冷直列5気筒縦置総排気量(L)1.996最高出力(PS/rpm)160/6,700最大トルク(Kg-m/rpm)19.0/4,000燃料タンク容量(L)6510モード走行燃費(km/L)10.4最小回転半径(m)5.5

 

 

ホンダ「インスパイア」2代目1995年式モデルの特徴は?

1995年のモデルチェンジで生まれ変わった2代目「インスパイア」(UA1/2/3型 1995-1998年)は、ボディサイズは初代とほぼ変わらないながら、室内は広くなり居住性が向上しました。

 

初代から引き継がれた直列5気筒エンジンのG20A型とG25A型のほか、V型6気筒エンジン搭載のC32A型が追加。

主力のG25A型には、レギュラー仕様の180PSとハイオク仕様の190PSの2種類が用意されました。

 

2代目「インスパイア」基本モデルのスペック

2代目「インスパイア」の基本モデル「UA1(G20A型)」のスペックを参考に紹介します。

 

20G【UA1型】

全長×全幅×全高(mm)4,840×1,785×1,405車両重量(kg)1,360ホイールベース(mm)2,840エンジン水冷直列5気筒縦置総排気量(L)1.996最高出力(PS/rpm)160/6,700最大トルク(kgm/rpm)19.0/4,000燃料タンク容量(L)6510・15モード走行燃費(km/L)10.8最小回転半径(m)5.5

 

 

ホンダ「インスパイア」3代目1983年式モデルの特徴は?

1998年にフルモデルチェンジした3代目「インスパイア」(UA4/5型 1998-2003年)。

 

先代まで採用されてきた縦置きFFミッドシップレイアウトや直列5気筒エンジンが撤廃され、ロー&ワイドなプロポーションから変化し居住性が向上しました。

 

エンジンは新たに開発されたV6のJ型のみとなり、ラインナップは2.5LのJ25A型と3.2LのJ32A型との2種類。

2001年のマイナーチェンジの際に、J32Aは30PSアップした仕様となりました。

 

3代目「インスパイア」基本モデルのスペック

3代目「インスパイア」の基本モデル「25V(UA4)」のスペックを参考に紹介します。

 

25V【UA4型】

全長×全幅×全高(mm)4,840×1,785×1,420車両重量(kg)1,490ホイールベース(mm)2,745エンジン水冷V型6気筒横置総排気量(L)2.495最高出力(PS/rpm)200/6,200最大トルク(kgm/rpm)24.5/4,600燃料タンク容量(L)6510・15モード走行燃費(km/L)10.2最小回転半径(m)5.6

 

 

ホンダ「インスパイア」4代目2003年式モデルの特徴は?

2003年にモデルチェンジした4代目「インスパイア」(UC1型 2003-2007年)は、先代を引き継いだセダンボディを踏襲しつつ、北米仕様の「アコード」をベースに開発されました。

 

特徴は、高級感をアップさせて乗り心地にこだわった室内空間のほか、最上グレードの「アバンツァーレ」に搭載された、エンジンの「可変シリンダーシステム(VCM)」や「ドライバー支援装置(HiDS)」などの新機構。

 

グレードは、「アバンツァーレ」「30TL」及び「30TE」の3種類。

 

エンジンは先代までの2.5LのJ25A型が廃止され、J30A型のみとなりました。

 

4代目「インスパイア」基本モデルのスペック

4代目「インスパイア」の基本モデル「30TE(UC1)」のスペックを参考に紹介します。

 

30TE【UC1】

全長×全幅×全高(mm)4,805×1,820×1,455車両重量(kg)1,530ホイールベース(mm)2,740エンジン水冷V型6気筒横置総排気量(L)2.997最高出力(kW[PS]/rpm)184[250]/6,000最大トルク(N・m[Kgm]/rpm)296[30.2]/5,000燃料タンク容量(L)6510・15モード走行燃費(km/L)11.6最小回転半径(m)5.5

 

 

ホンダ「インスパイア」5代目2007年式モデルの特徴は?

2007年にモデルチェンジした5代目「インスパイア」(CP3型 2007-2012年)は、ボディサイズが4代目よりもひと回り大きくなり、重厚かつシャープな見た目へと変化しました。

 

エンジンの排気量は500cc拡大されたJ35A型で、他車種用とは異なるレギュラーガソリン仕様。

「VCM」は、切り替える気筒数が3気筒-4気筒-6気筒の3段階に改良されました。

 

グレードはベーシックな「35TL」と、ミリ波レーダー式の衝突被害軽減ブレーキ、「ACC」(アダプティブ・クルーズ・コントロール、IHCCから改名)などを標準装備とした「35iL」の2種類。

 

2010年8月にはマイナーチェンジが行われ、フロント周りや17インチアルミホイールのデザイン、ならびにインテリアの一部や機能が一新されました。

 

そして、2012年10月に日本での販売が終了。

23年の歴史に幕を閉じ、後継車は9代目アコードに統合されました。

 

5代目「インスパイア」基本モデルのスペック

5代目「インスパイア」の基本モデル「35TL(CP3型)」のスペックを参考に紹介します。

 

35TL【CP3型】

全長×全幅×全高(mm)4,960×1,845×1,475車両重量(kg)1,600ホイールベース(mm)2,800エンジン水冷V型6気筒横置総排気量(L)3.471最高出力(kW[PS]/rpm)206[280]/6,200最大トルク(N・m[Kgm]/rpm)342[34.9]/5,000燃料タンク容量(L)7010・15モード走行燃費(km/L)9.6最小回転半径(m)5.7

 

 

ホンダ「インスパイア」の年式の変遷を知って自分に合った車を選ぼう

1989年の初登場から5代目まで、ホンダのアッパー・ミドルクラスの上質なセダンとして人気となった「インスパイア」。

 

アメリカの市場ニーズを生かし、快適な走りはもちろん室内の居住性を向上させながらモデルチェンジを繰り返してきました。

 

歴代モデルの年式ごとに、ボディサイズが少しづつアップし、「V型6気筒エンジン」によるパワフルな走りと「可変シリンダーシステム」による切り替えで燃費低減にも貢献。

 

2012年に日本での販売が終了するまで、高級感と実用性、機能性を併せ持つクルマとして活躍してきました。

 

札幌ホンダでは「インスパイア」の中古車を扱っています(完売している場合もございます)。

 

今回の年式紹介を参考に、ライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでくださいね。

 

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